ハイヤー業界のグローバル化について

ハイヤーの利用は基本的に完全予約制です。事前の予約を受け付けるのは、日本語も英語も堪能なスタッフが在籍する窓口となっており、365日24時間体制で予約を受け付けています。これらの予約を受け付けるスタッフは、単に語学が堪能なだけでは務まりません。ゲストやクライアントによっては、完全オーダーメイド型を希望されている場合もありますし、情報が不足している場合もあるでしょう。そのなかで、しっかりとニーズに応えていくことが基本です。

ハイヤーサービスは距離や時間、内容によって料金も変わってきます。より早い見積もりが求められる上に、オーダーメイドの要素の高いゲストに対してのプランの提案、それらを外国のゲストの場合であっても、スムーズに伝える語学力とコミュニケーション能力が問われるため、ハイヤーサービスの要と言ってもいい部門です。日本に海外のゲストや依頼者が増えるとともに、グローバル化が求められてきました。より高い能力のあるスタッフが、ハイヤーサービスの窓口となっています。

また、最近では英語圏のゲストや依頼者ばかりではなく、アジア圏の依頼者も増えています。中国語や韓国語を母国語とするゲストも増えてきているため、これらの言語によるコミュニケーションが可能なスタッフも今後は増員されるでしょう。日本人のおもてなしの精神が生かされる場面は今後増えていきそうです。母国が違えば、求めているものが違う可能性もあるため、柔軟な思考力も求められます。

このように国内外問わずゲストを迎え入れるため、営業力や商談は横のつながりが大事です。チームで行う仕事という要素があり、成功に向けての研修も頻繁に行うことが必要でしょう。ハイヤー業界のグローバル化の舞台裏では多くのスタッフのたゆまぬ努力が垣間見えます。

予約の窓口となるスタッフは、依頼者から案件を聞き、予約を受け付けるだけでは終わりません。急な待ち合わせ場所の変更を受けることや、時間変更、場合によってはキャンセルもあるため、実際にハイヤーサービスが無事に終了するまで気が抜けないものです。あらゆる場面の解決能力とレスポンスの速さなども求められますし、場合によってはプランに必要なギフトの準備なども行っています。ハイヤーサービスが感動接客を可能にしているのは、ハイヤーの乗務員が安心して業務を遂行するために、その手助けをしているスタッフがいることを忘れないようにしたいものです。